アパレルを取り扱っている会社のオフィスで、シンプルで白と黒ベース、天井スケルトンと、ある程度要望が定まっている中で、どのように空間を演出していくかが課題でした。
元々の物件が事務所仕様の物件で、単純にスケルトンにしてしまうと壁と天井が合わさる部分の見栄えが良くない為、一部天井を残してくり抜いたような形にしました。
天井を残した部分には格子でグリッドを組み床のタイルカーペットと合わせたグレー塗装、スケルトン部分は白にしたことによってメリハリを付け、空間にアクセントを与えております。
スケルトンを照らす間接照明は、既存の蛍光灯を天井裏に設置しており、デザイン、価格の両方を考えた設計にしました。
収納に関しては、多くの書類等を入れるスペースが欲しいとのことでしたので、壁と一体化しているような白の収納を壁一面に設置しました。
全体的にシンプルな空間の中に、天井の格子、スケルトンの照明演出、大きめのペンダントライト、デスクの木目などの要素を組み込むことで、他のオフィスとの差別化をしております。
CLIENT DATA
クライアント 有限会社 花工芸社 |
施工 クラフトイマージ(株) |
設計デザイン クラフトイマージ(株) |
場所 東京都渋谷区 |
古川勇介 荻原武彦 |
施工年月 2022年04月 |